立山黒部アルペンルートの春の恒例企画「立山・雪の大谷ウオーク」の来場者が30日、1994年の開始以来通算で300万人を突破した。
当初は年間3日間だけの開催だったが人気の高まりを受けて日数を拡大。北陸新幹線が開業した2015年には66日間で過去最多の29万2317人が訪れた。25年目の今年は全線開通した4月15日から30日までに約9万5千人が来場している。今年は6月22日まで開催する。
300万人目の来場者となった東京の一家4人は、県のキャラクター「きときと君」からライチョウの縫いぐるみやホテル立山の宿泊券などを受け取り「こんなに雪がいっぱいあって驚いた。金メダルを取ったような気分」と話した。