迫力満点の取組が繰り広げられた牛の角突き初場所=3日、小千谷市小栗山

迫力満点の取組が繰り広げられた牛の角突き初場所=3日、小千谷市小栗山

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巨体ガツッ 牛の角突き開幕 小千谷

新潟日報(2018年5月7日)

 小千谷市で続く伝統行事「牛の角突き」の初場所が5月3日、同市小栗山の小千谷闘牛場で開かれた。時折激しい雨が降る中、重さ1トン近い牛たちは泥をはね上げながら押し合い、観光客ら約千人が健闘をたたえる拍手を送った。

 ことしは「角突き」が国の重要無形民俗文化財に指定されてから40年となる節目の年。この日は3~15歳の計36頭が出場し、18の取組が行われた。

 勢子(せこ)と呼ばれる男性が牛からハナギ(鼻綱)をほどき、空に舞い上げたのをきっかけに、角突きが開始。周りを取り囲む勢子たちの「ヨシター(頑張れ)」という掛け声が響く中、2頭の牛が低い姿勢で頭を激しくぶつけ合った。

 取組は「引き分け」とするのが基本。勢子たちは熟練の技で興奮状態の牛を押さえ、後ろ足に素早く綱をかけて引き離した。

 写真の撮影に毎年訪れるという小千谷市東栄1の無職男性(79)は「牛だけでなく、勢子たちが技を見せ、活躍する姿がいい」と話していた。

 11月まで毎月1回開催。次回は6月3日正午から。

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