樋口さん(左)とばいにゃこさん

樋口さん(左)とばいにゃこさん

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「ばいにゃこさん」SNSで人気 売薬さんゆるキャラ

北日本新聞(2018年5月8日)

 「富山の売薬さん」をモチーフにしたゆるキャラ「ばいにゃこさん」の人気が、会員制交流サイト(SNS)でじわじわ高まっている。インターネット関連会社代表の樋口幸男さん(39)=富山市天正寺=が中心となって考案し、SNSやイベントで発信。かつて全国を歩いて薬を売り、富山の発展に尽力した配置薬業者の素晴らしさをゆる~く伝えている。 

 配置薬業者の飼いネコだったばいにゃこさんが、ある時に「人々の健康に奉仕しなければならない」と目覚め、今の姿になったという設定。商人を思わせる仕事着に身を包み、薬を入れた柳行李(やなぎごうり)を背負っている。

 元々は樋口さんがイラストとして描いたキャラクターだった。ゆるキャラ化を勧めた友人の農業法人代表、富山幸祐さん(34)=富山市山田清水=らと「ばいにゃこさんプロジェクト」として運営。配置薬業者を子どもたちに知ってもらおうと、幼稚園の行事や子ども向けイベントに出演している。県産そば粉を使ったまんじゅうの販売やイベント開催などの収益で活動費を賄っている。

 ばいにゃこさんは短文投稿サイトのツイッターで注目を集め、7日現在でフォロワーは約2万3千人に達した。日々の活動だけでなく、樋口さんの日常も写真付きで投稿。就活生へのメッセージなど、活動以外の書き込みも話題となっている。

 4月9日には商標登録が認められ、さらに活動の場を広げる考えだ。樋口さんは「多くの人に『売薬さん』を知ってもらい、全国に富山の魅力を伝えたい」と話している。

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