ライトアップで鮮やかに浮かび上がる楽山苑=長岡市与板町与板

ライトアップで鮮やかに浮かび上がる楽山苑=長岡市与板町与板

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闇夜を彩る豪商の栄華 長岡与板・楽山苑 ライトアップ

新潟日報(2018年5月15日)

 かつての豪商の別荘を庭園にした長岡市与板町与板の「楽山苑(らくざんえん)」が夜、ライトアップされている。約50基の発光ダイオード(LED)ライトが、青々とした葉をつけた木々や趣ある建物を照らし、訪れた人を魅了している。

 楽山苑は、豪商の大坂屋三輪家が1892年に建てた別荘「楽山亭」を中心とした庭園。ライトアップは地元住民でつくる運営委員会が毎年この時季に実施し、ことしで23回目。

 柔らかな光が庭園を包み、新緑や楽山亭の石垣がしっとりと闇に浮かび上がる。初めて訪れた燕市の会社員男性(60)は「歴史ある建物が夜空に映えて幻想的。木々の緑もきれい」と写真に収めていた。

 点灯は20日までの午後6時半~午後9時半。期間中はイベントが開かれ、19日は箏(こと)や尺八の演奏会、20日は講演会がある。

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