ドンと音を響かせてぶつかり合う山車=高岡市伏木湊町

ドンと音を響かせてぶつかり合う山車=高岡市伏木湊町

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誇り激突 けんか山 伏木曳山祭

北日本新聞(2018年5月16日)

 「けんか山」で知られる高岡市の無形民俗文化財「伏木曳山(ひきやま)祭」が15日、同市伏木地区中心部で行われた。夜には提灯(ちょうちん)山車(やま)を激しくぶつけ合う祭りの目玉「かっちゃ」があり、町は熱気に包まれた。

 本町広場と法輪寺前の会場には、約360個の提灯をともした山車6本が「イヤサー、イヤサー」の掛け声とともに登場。向かい合った山車は、笛や太鼓の合図で一気に近付き、「バーン」と音を立てて激突すると、沿道の人たちから大きな歓声が上がった。本町広場に設けられた桟敷席はかっちゃを間近で見られることから、ほぼ満席になった。

 日中は花傘を広げた花山車が曳(ひ)き回された。2016年に復元された十七軒町(じゅうしちけんちょう)を加えた7本の山車が港町を彩った。出発式では、塩谷雄一同祭実行委員会長があいさつし、高橋正樹市長が祝辞を述べた。麦谷敏総々代が出発を宣言し、一番山車の上町から順に奉曳(ほうびき)を行った。

 祭りは江戸時代後期から続く伏木神社の春の祭礼。

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