県千曲建設事務所(千曲市)が、短文投稿サイト「ツイッター」を通じた情報発信を本格化させている。全国で近年発生している豪雪災害などで、現場からツイッターを使って最新情報を発信している事例などを参考にした。災害や渋滞情報に加え、地元のイベント情報やサイクリングコースなども紹介し、観光PRにもつなげる考えだ。
同事務所はツイッターアカウントを3月に開設。今月8日には、千曲川河川敷のサイクリングコースを「初心者からベテランまで楽しめるコース」と写真を添えて紹介する投稿をした。今後は、事務所が管理する国道403号や県道長野上田線の渋滞情報なども発信する。
同事務所整備課の担当者は「万が一の災害時の情報発信を強化しながら、観光振興に貢献できたらうれしい」としている。