テープカットで新工場の完成を祝う出席者。後ろはドラえもんの壁画=ショウワノート

テープカットで新工場の完成を祝う出席者。後ろはドラえもんの壁画=ショウワノート

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新工場にドラえもん壁画 ショウワノートで完成式

北日本新聞(2018年5月19日)

 学習帳製造・販売のショウワノート(高岡市佐野、片岸茂社長)は18日、本社敷地内で建設した新工場の完成式を現地で開いた。ページが180度水平に開く「水平開きノート」用の無線とじ製本ラインを新設。見学通路や展示室など産業観光に対応した施設となり、屋外にドラえもんの壁画を施して観光推進に貢献する。

 式典では片岸社長があいさつし、綿貫民輔元衆院議長、石井隆一知事、伊藤善章藤子・F・不二雄プロ社長、相賀昌宏小学館社長が祝辞を述べた。高橋正樹市長、高木繁雄県商工会議所連合会長、川村人志高岡商議所会頭、庵栄伸北陸銀行頭取らが加わりテープカットした。

 高岡市出身のシンガー・ソングライター、島香織さんと南条小学校4年生54人の合唱に合わせ、壁画が除幕された。子どもの成長を願い、木をモチーフにしたキャラクター「キー坊」にドラえもんが水をやる場面が描かれている。

 新工場は鉄筋コンクリート造5階建てで、延べ床面積約6100平方メートル。従来の2つの糸とじ製本ラインに、今後稼働する無線とじ製本ラインが加わり、1日の最大生産数は17万冊余りから3割増える。総投資額は23億円。無線とじ製本ラインは、印刷から荷造りまでの工程を自動化した。大量生産が可能となり、製品の高付加価値化にもつなげる。

 産業観光は2階通路から製造現場を見学できる。展示室は、1970年に発売されたジャポニカ学習帳の「タイムトンネル」を整備。壁や天井が昆虫や植物の表紙611種類で埋め尽くされている。予約制で無料とし、6月初旬以降から受け付ける。

 片岸社長は「付加価値のある新しい商品を作っていきたい。観光は一翼を担えると期待している」と話した。

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