アマチュアレーサーがタイムを競うモータースポーツ「トヨタGAZOO(ガズー)レーシング ラリーチャレンジin恐竜勝山」が5月27日、福井県勝山市のスキージャム勝山と周辺の林道で開催される。会場と市街地を往復するデモ走行も行われ、間近で迫力あるラリーカーを見ることができる。
同市の開催は3回目。国内B級ライセンス所持者が全国を転戦し参戦するタイムアタックレースで、勝山は全12戦の第3戦目となる。ドライバーは2人1組でチームをつくり、90台が参戦する。車種や排気量によってクラス別に競う。
コースはスキー場にアクセスする法恩寺山有料道路から分岐した林道とスキー場駐車場。今年は未舗装の砂利のコースも新たに設けられ、計6コースの合計タイムで順位を決める。見どころとなる林道コース(3キロ)は、直線と緩めのコーナーが連続したハイスピードコース。路面には荒れた所もあり、マシンの挙動をどう制御するかテクニックが問われる。
競技は午前10時開始。1回目のタイムアタック後に市街地に下り、同11時から市役所前で1分ごとに再スタートするセレモニーが行われる。スキー場内と林道コースの一部に観戦エリアがある。
スキー場の会場には県内トヨタ6販社による体験型イベントも開催。疑似レースが味わえるシミュレーターやカートの乗車体験がある。当日は法恩寺山有料道路は無料になる。問い合わせは市観光政策課=電話0779(88)8117。