JA全農いしかわは22日、北國新聞創刊125周年記念第102回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)の団体で準優勝し、北信越最優秀校賞に選ばれた金沢学院高相撲部に、石川県産コシヒカリを贈った。受け取った前田悠翔(ゆうと)主将は、大地の恵みを力に変えて、夏のインターハイ連覇を狙う決意を新たにした。
JA県中央会の川本幸進地域振興部次長や県産米PRキャラクター「ライスケ」らが金沢学院高を訪れ、大会回数にちなみ、10キロ入り10袋と、2キロ入り1袋の計102キロを持参した。
贈呈式で川本次長は、金沢大会での健闘をたたえ、米を前田主将に手渡した。団体では中堅で活躍した前田主将は「米を食べてもっと体を大きくし、インターハイで優勝する」と語り、決勝で敗れた埼玉栄への雪辱を誓った。平野恒男校長、徳田哲雄監督が同席した。
徳田監督によると、米102キロは、ともに練習する同高、金沢学院大、犀生中の相撲部でちゃんこ鍋を囲んだ際、部員全員が食べる白米8回分に相当する。