黒薙温泉の噴泉。開湯150年を記念し、26、27日に見学会が開かれる

黒薙温泉の噴泉。開湯150年を記念し、26、27日に見学会が開かれる

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黒薙開湯150年で噴泉見学会 26・27日、入浴も無料

北日本新聞(2018年5月23日)

 宇奈月温泉の源泉、黒部峡谷の黒薙(くろなぎ)温泉が26日で開湯150年を迎える。同温泉を管理する黒部観光開発(富山市桜町、辻川徹社長)は26、27の両日、黒薙温泉旅館(黒部市宇奈月町黒薙)の日帰り入浴料無料や、噴泉見学会などの記念イベントを実施する。

 同社によると、同温泉は1645(正保2)年に発見され、1868(慶応4)年に加賀藩が温泉場として開湯を許可した。1923(大正12)年に宇奈月への送湯に成功し、宇奈月温泉の源泉として親しまれている。

 日帰り入浴料の無料サービスは26、27の両日とも午前9時から午後3時15分まで受け付ける。噴泉見学会は両日とも午後2時からで、勢いよく噴き上がる源泉を間近で見ることができる。

 このほか、26日午前10時から同旅館前の薬師堂で「薬師祭」を行い、宇奈月温泉の薬師寺の住職が読経する。開湯150年を記念して作った「健康御守(おまもり)」も限定500個販売する。

 同社宇奈月管理事務所の担当者は「150年の節目にぜひ足を運んでもらいたい」と話している。問い合わせは同事務所、電話0765(62)1473。

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