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宇多須神社に奉納 鎮座1300年で書家の襖

北國新聞(2018年5月29日)

 宇多須神社(金沢市東山1丁目)の鎮座1300年を機に、書道家が行書などをしたためた襖(ふすま)が同神社社務所に奉納された。
 奉納したのは、日展会員の有岡●(●は夋におおざと)崖(しゅんがい)さん(67)=埼玉県川越市=。同神社宮司の森博さん(67)が2016年に改修した社務所に設置するため、有岡さんを師事する石川県書美術連盟常任理事の宇多青莎(せいさ)さん=金沢市長坂台=を通じて依頼した。文真堂が表具で協力した。
 奉納された襖は9枚で、老子語の「超然」や「襲明」「玄通」などを行書、菜根譚の一節を草書でしたためた。28日は関係者約30人が集まり、神事を行った。森宮司は「後世に残る神社の財産であり、大事にしていきたい」と話した。

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