雄大な北アルプスを望む、農業用水路「拾ケ堰」沿いのコースを走るランナー=3日、安曇野市穂高柏原

雄大な北アルプスを望む、農業用水路「拾ケ堰」沿いのコースを走るランナー=3日、安曇野市穂高柏原

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自然に抱かれ安曇野駆ける ハーフマラソン

信濃毎日新聞(2018年6月4日)

 緑豊かな安曇野市を駆け抜ける第4回信州安曇野ハーフマラソンが3日、開かれた。ハーフマラソンの部(21・0975キロ)に5225人、ファミリーランの部(2キロ)に323組計702人が出場し、ともに過去最多だった。豊科南部総合公園を発着点に、青空や残雪の北アルプスを望む田園地帯を力走した。

 安曇野市などの実行委員会主催、市と信濃毎日新聞社共催。ハーフの部は、緑色の大会オリジナルTシャツを着たランナーらが午前9時に一斉にスタート。「世界かんがい施設遺産」の農業用水路「拾ケ堰(じっかせぎ)」沿いなどを通るコースを走った。コース途中では、市民が楽器を演奏したり、小旗を手に熱い声援を送ったりして盛り上げた。

 ハーフ男子は茅野市職員の牛山純一さん(34)が4連覇を果たし「しっかりと走り切れた」と充実した表情。ハーフ女子で初優勝した長野市の小田切亜希さん(27)は「沿道の温かな応援が力になった」と笑顔を見せた。

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