松本源太郎の資料を展示した特設コーナー=福井県越前市中央図書館

松本源太郎の資料を展示した特設コーナー=福井県越前市中央図書館

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近代教育者、松本源太郎の一生知って 越前市で9日講演会

福井新聞(2018年6月7日)

 福井県越前市中央図書館は6月9日午後2時から、「近代日本の教育者 松本源太郎の生涯」と題した「地域読書(まちどく)講演会」を開く。

 松本源太郎は1859年、本多家家老、松本晩翠の長男として越前府中(現越前市)に生まれた。福井藩校明新館で米国人教師グリフィスと出会い、帝国大でフェノロサ教授から哲学を学んだ。東京高等師範学校教授、学習院女子部長などを歴任。退官後、宮中顧問官に任命された。

 熊本第五高等学校に教頭で赴任した際、英語教師だった夏目金之助(漱石)を、文部省の高等学校教授海外留学生に推薦したとされる。

 講演は同市が宣言している「読書のまち」づくりの一環。郷土史研究家で市史編さん委員の齊藤隆さんが、漱石らとの関わりを交え、明治の近代教育への貢献を分かりやすく解説する。定員80人で無料。申し込みは同図書館=電話0778(22)0354。

 同図書館では、フェノロサの講義を源太郎が英文で書き写したノートやオックスフォード大留学時の写真など、貴重な資料を展示している。8月1日まで。

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