射水市中央町(新湊)の旧新湊信用金庫新町支店跡地を活用し隔週末に開いている「うちかわホリデイマーケット」に向け、地元の和菓子店「野村屋」が、春巻きに餅とベーコン、チーズを巻いて揚げた「白えび餅べえ」を作った。9、10の両日のイベントで限定販売する。
野村屋は地元のみそ・しょうゆ製造「中六醸造元」と共に、マーケットに向けて新商品のカステラを開発。マーケットを運営する団体「うちかわ共創らぼ」の沼尻美帆代表から「ランチ代わりに食べられる商品を開発できないか」と相談され、開発を進めた。
「白えび餅べえ」は、白えびの粉末と羅臼昆布を混ぜた餅とベーコン、チーズ、ピザソースを、揚げ春巻きの具にした。
ぱりぱりの食感と餅の食感の対比が具とマッチし、ナポリピザのような食べ応えのある一品になった。
開発した野村屋の3代目、野村英隆さんは「マーケットの成功は地元商店街のにぎわいにつながる。多くの人に味わってほしい」と話す。
白えび餅べえは2本入りで300円。各日ともに50セット限定で販売する。