さまざまなみそや加工食品を販売する米五の新店舗=8日、福井市春山2丁目

さまざまなみそや加工食品を販売する米五の新店舗=8日、福井市春山2丁目

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みそカフェでおいしい体験 製造販売の米五が新店舗

福井新聞(2018年6月9日)

 みそ製造販売の米五(本社福井市春山2丁目、多田和博社長)が本社隣に建設していた新店舗「みそ楽(らく)」が完成し、9日に開店する。みそや加工食品、スイーツ販売のほか、ランチを提供するカフェ、みそ造り体験などができる複合型施設で、みそを軸にしたさまざまなサービスを提案。福井国体や北陸新幹線延伸を機に増加が予想される観光需要の取り込みを狙う。カフェは7月5日オープン。

 新店舗は鉄骨2階建て延べ床面積629平方メートル。総事業費は約2億4千万円。1階は商品を販売する店舗と事務所、通販用の出荷場があり、2階にみそカフェ「misola(みそら)」と体験教室に使う部屋がある。

 1階の店舗では、みそ、しょうゆ、みそを使った加工食品など計約100種類を扱う。みそ、こうじ、しょうゆ味など5種類のジェラートも販売する。今後は甘酒やみそを使ったコロッケなどのテークアウト商品を充実させる。

 カフェは27席を設け、発酵食品をふんだんに使った日替わりランチ、みそや甘酒入りのカレーライスなど健康を意識した料理を提供する。みそだれの団子をはじめとするスイーツもある。

 みそ造りなど体験教室用の部屋は約30人収容可能。多田健太郎常務は、ヨガなど美容や健康に関連した教室の開催も検討していくとし、「体験教室や工場見学の後にカフェで飲食してもらうような相乗効果を生み出していきたい」と意欲をみせている。

 営業時間は午前10時~午後6時。カフェは午前11時~午後5時で、いずれも水曜が定休日。今月13日は営業し、17日は休業する。

 新店舗開店に伴い、本社には工場のみが残る。今後、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の取得などに向けて工場を拡張する予定。同社の2018年3月期の売上高は約2億円。今期は新店舗によって1~2割増を目指す。

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