福井県内の写真愛好家11人でつくる県写真作家連盟の第33回作品展(福井新聞社後援)は6月13日、福井県鯖江市まなべの館で始まった。四季や何げない日常の風景を美しく切り取った写真55点が並ぶ。17日まで。
会員は写真歴40~50年のベテランがほとんど。熟練の技が光る作品を年1回披露している。
花火を写した作品は、カメラを動かしながら長時間露光することで幻想的に仕上がった。ゆらめく水面をアップで撮ったり、雪景色の港を印象的に写したりと、それぞれに会員の個性が光っている。
「めがね」をテーマにした写真も全員が1枚ずつ出品。眼鏡女子のポートレートやカーブミラーを眼鏡に見立てた写真などが並び、訪れた人の目を楽しませている。