砺波市庄川町金屋の民泊施設(ゲストハウス)の「すどまりとなみ」オーナー、川向実さん(65)が2階部分を同市庄川地域初となるシェアハウスに改修した。7月にオープンする予定で、内覧会が17日、現地であり地域住民や関係者が見て回った。
「すどまりとなみ」は川向さんが木造2階建ての実家をリニューアルし、昨年6月に営業を始めた。1871(明治4)年に建てられ、マエナガレやワクノウチの広間など伝統的な造りを備えた古民家。これまでに、家族連れや外国人ら約150人が利用したという。
さらに、空き部屋だった2階部分をシェアハウスとして活用することにした。6畳2部屋と7畳半1部屋の計3室あり、イベントやギャラリースペースに使える17畳の談話室も備える。家賃は1部屋1カ月2万円で、45歳以下の男性、女性に貸し出す予定。川向さんは「田舎暮らしや民泊施設に興味のある人に利用してほしい」と話している。
この日はゲストハウスの開業1周年を記念し、ライブやフリーマーケット、ピザの食べ放題といったイベントも開かれた。
問い合わせは川向さん、電話080(4214)2055。