砺波市の県民公園頼成の森でハナショウブが水生植物園の一面を彩るように咲き、見頃が続いている。20日も訪れた人が時々降る雨にしっとりとぬれた花を楽しんだ。
駐車場から歩いてきた人たちは「わーきれい。満開」などと歓声を上げ、木道を歩いて散策した。氷見市南大町の水上末子さん(75)は「とても鮮やか。特に紫がきれい」と話していた。
水生植物園約6ヘクタールには600品種70万株が植えられ、17日まで花しょうぶ祭りが開かれた。公園を管理する花と緑の銀行頼成の森部は「25日ごろまでは見頃が続く。見に来てほしい」と呼び掛けている。