奇祭「しねり弁天たたき地蔵」で使われるしめ縄を作る小出商工会青年部のメンバーら=魚沼市小出島

奇祭「しねり弁天たたき地蔵」で使われるしめ縄を作る小出商工会青年部のメンバーら=魚沼市小出島

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奇祭に向け準備着々 魚沼、30日に「しねり弁天」

新潟日報(2018年6月22日)

 魚沼市小出地域の中心街で30日に開かれる奇祭「しねり弁天たたき地蔵」を前に、祭りで使う、しめ縄作りが、同市小出島の小出商工会で行われた。

 祭りは江戸時代の無礼講に由来し、男性が女性をしね(つね)ったり、女性が男性をたたいたりしても許されるという。子孫繁栄などを願う新婚夫婦が「金精(こんせい)様」と呼ばれるご神体に乗って街を練り歩き、しめ縄をくぐり抜ける瞬間に最高潮を迎える。

 しめ縄作りは15日に行われ、同商工会青年部のメンバーを中心に25人ほどが参加した。広神地域の農家から仕入れたわらを打って柔らかくした後、長さ約10メートルと約8メートルの縄2本を編み上げた。

 祭り実行委員長の田端晃さん(41)は「しねり弁天は参加型の祭り。お客さんも一緒に踊って、ご神体にもどんどん乗ってほしい」と来場を呼び掛けた。

 問い合わせは同商工会、025(792)2124。

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