飯山市の太田公民館と市公民館は、長野・新潟県境の山歩きルート「信越トレイル」を歩く催しをこのほど開いた。市民ら約30人が参加し、爽やかな景色を見ながら、散策を楽しんだ。
県境近くの深沢峠から出発し、飯山市方面へ南下し、伏野(ぶすの)峠まで8キロ余を歩いた。好天に恵まれ、時折吹く風に参加者たちは「気持ちいいね」などと話しながら、標高約千〜1050メートルに広がるブナ林を楽しんだ。
飯山市豊田の農業、松木隆一さん(70)は「それほど標高が高くなく、手軽に楽しめるのが(信越トレイルの)魅力。ブナ林もきれいだった」と話した。