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北陸新幹線全線、携帯電話の通話可能へ 19年度末までに

信濃毎日新聞(2018年6月27日)

 総務省信越総合通信局(長野市)は26日、北陸新幹線(長野経由)の飯山―糸魚川間のトンネル内で携帯電話による通話ができるようにするため、本年度対策事業の補助金交付を決めたと発表した。同通信局によると、工事完了は遅くとも2019年度末までの予定。工事が終われば、北陸新幹線全線で携帯電話が利用できるようになる。

 補助対象は、飯山―上越妙高間の2トンネル(計22・4キロ)と、既に一部工事に着手している「峰山トンネル」を含む上越妙高―糸魚川間の4トンネル(計12・5キロ)。総事業費28億2100万円の3分の1を国が補助する。事業主体となる移動通信基盤整備協会(東京)が4月に補助申請していた。

 工事が完了すれば、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの携帯電話で通話、通信が可能になる。同通信局などによると、佐久平―上田間の「八重原トンネル」の一部と「丸子トンネル」を除いた東京―上田間、糸魚川―金沢間(一部を除く)は既に通話可能。上田―飯山間などは18年度末までに工事完了を予定している。

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