全国のハンドメード作家を集めたクラフト市「クリエイターズランド」(福井新聞社後援)が6月30日、福井県のサンドーム福井で始まった。個性的な手作り作品を販売するブースやワークショップなど約200店がドーム内に並び、大勢の親子連れらでにぎわっている。7月1日まで。
鯖江市でクラフト市「マルSABA」を開いている子育て中の母親らが実行委員会を結成し、規模を拡大して企画した。インターネットの人気ハンドメード販売サイト「minne」を運営するGMOペパボ(東京)も協力。全国20都府県からアクセサリーやガラス細工、革製品、ベビー用品などを手掛ける作家が集結した。
実行委員会によると、200店規模のクラフト市は北陸で最大級。午前10時の開場とともに買い物客が次々と訪れ、作家と会話を楽しみながら品定めしていた。
パステル画や木材を使ったおもちゃづくりなどワークショップも多彩に繰り広げられ、参加した親子は作家らの手ほどきを受けながら創作に励んでいた。越前市から訪れた親子は星のような形を組み合わせたキャンドルの造形などに挑戦。「ものづくりを体験したり買い物できたりするブースがたくさんあって、一日楽しめます」と笑顔を浮かべていた。
最終日は午後4時まで。ドーナツやコッペパンなどの飲食を楽しめるフードブースもある。入場料は300円(小学生以下無料)。