合図とともに一斉にスタートを切る参加者

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「激坂」一気、美ケ原へ 松本で自転車レース

信濃毎日新聞(2018年7月2日)

 梅雨明けの青空が広がった1日、松本市の浅間温泉から美ケ原高原のゴールを目指す「ツール・ド・美ケ原高原自転車レース大会2018」が開かれた。34都道府県から12〜85歳の約1500人が参加。ペダルを踏み締めて急坂のコースを駆け上がり、1337人が完走した。

 市や浅間温泉観光協会、松本商工会議所などでつくる実行委員会が主催し、19回目。全長21・6キロ、標高差1270メートルのコースで一番の難所は、「激坂」と呼ばれる、傾斜が20度近い序盤の急坂。今回初参加の東京都の会社員川崎修一さん(42)は、過去に同大会に出場した自転車仲間から「覚悟した方がいい」と、この坂の厳しさを忠告されたという。

 参加者は年齢や性別などで区分されたグループごとにスタート。3年連続の参加という大町市の会社員松村和仁さん(50)は、ゴールまで残り約4キロの地点から広がる雄大な自然の中で走る時、達成感に包まれるという。今回は「自己ベストを更新したい」と意気込んでいた。

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