6日発売する「伊勢滝の風」

6日発売する「伊勢滝の風」

長野県 伊那路

今年はよりフルーティーに 水にこだわった宮田の地ビール

信濃毎日新聞(2018年7月6日)

 中央アルプスの伊勢滝(標高約1900メートル)の湧き水を使った宮田村の地ビール「伊勢滝の風」が今年も完成し、5日夜、村内で発売記念パーティーがあった。約180人が今年のビールの味を確かめた。6日から村内の6店で販売する。

 地元の酒販店でつくる活性化委員会が「地元のおいしい水でビールを」と2005年から取り組んでいる。6月に有志約20人が湧き水約1500リットルをくみ、第三セクター南信州ビール(駒ケ根市)に製造を委託。味は毎年少しずつ異なり、今年はよりフルーティーですっきりとした飲み口になった。

 委員長の細田健一さん(66)は「水にこだわった味わい深いビール。ぜひ飲んでほしい」。パーティーに参加した南信州ビール製造主任の丹羽隆さん(36)は「毎年楽しみにしている地元の方がたくさんいることを実感した」と喜んでいた。

 330ミリリットル瓶で約3千本製造し、1本500円(税込み)。毎年お盆前に売り切れる人気という。問い合わせは入田(いりた)細田酒店(電話0265・85・2105)へ。

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