初夏の霧ケ峰高原を彩るニッコウキスゲ=9日、諏訪市四賀

初夏の霧ケ峰高原を彩るニッコウキスゲ=9日、諏訪市四賀

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 花・紅葉

一面のニッコウキスゲ 霧ケ峰高原を彩る

信濃毎日新聞(2018年7月10日)

 諏訪市、茅野市などに広がる霧ケ峰高原の夏を代表する花ニッコウキスゲが最盛期を迎えている。県霧ケ峰保護センター(諏訪市)によると、群生地では4割ほどが開花し、今週末にかけて見頃が続きそう。9日も高原の風景を楽しむ観光客でにぎわった。

 ビーナスライン沿いの富士見台駐車場(標高約1700メートル)近くの群落ではラッパのような形の花が咲き乱れ、遠目には黄色いじゅうたんを広げたかのよう。新潟県上越市の宮川寿夫さん(64)は「きれいに咲いていて見晴らしも素晴らしい」。妻ひとみさん(64)も「爽やかな風が吹いていて気持ちが良い」と話していた。

 同センターによると、ニッコウキスゲは鹿の食害を防ぐ電気柵がある富士見台や車山肩などに多く咲いている。

今月のお得な国内ツアー びゅう

蓼科・八ヶ岳・諏訪 ニュース