立科町は町営の白樺高原国際スキー場のゴンドラリフト山頂駅近くに「女神のそらテラス」を設けた。4台あるテラスはハンモックやソファを備えており、利用は無料。標高約1800メートルの斜面から女神湖や北アルプスなどを望める。町はグリーンシーズンの観光の目玉にしたい考えだ。
テラスは木とプラスチックの複合材で、1台の広さは4メートル四方。事業費は約600万円。テラス名は公募の51案から、観光や商工団体などでつくる選考委員会が選んだ。町は山頂駅で、町内産のりんごジュースやサイダーを販売することも検討している。
町観光商工課は、テラスを目当てにしたゴンドラ客の増加を期待。担当者は「涼を求めて来てください」とPRしている。テラスは撤去可能で、11月4日まで設置する。
ゴンドラの運行時間は午前9時〜午後4時半。利用料は往復で大人920円、小学生610円。