黒瀬谷地区のブドウを使った白ワイン=JAあおば八尾営農経済センター

黒瀬谷地区のブドウを使った白ワイン=JAあおば八尾営農経済センター

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八尾の希少ワインお待たせ 10日販売

北日本新聞(2018年12月6日)

 富山市八尾町黒瀬谷地区で今年生産されたブドウを使った白ワイン「ボン・クレールN36°」の販売が10日から始まる。生食用の高級ブドウ「マスカット・オブ・アレキサンドリア」を使ったまろやかな味わいにファンが多い一方、生産者の高齢化で製造本数が限られるため例年1カ月ほどで売り切れるという。

 ブドウ栽培の長い歴史を持つ黒瀬谷地区ではJAあおば八尾営農経済センター(同市八尾町井田)と連携し、25年前からワインを生産している。「ボン・クレール」はフランス語で「心地よい光」の意味。「N36°」は黒瀬谷地区が、世界のワインの名産地が多い北緯36度線上に位置していることに由来する。

 今年は農家9戸がハウス計約20アールで栽培。9月に収穫した1462キロを長野県のワイナリーに持ち込み、果実を丁寧に搾って甘みと酸味のバランスが良い1260本を仕上げた。

 1本720ミリリットルで2500円。八尾営農経済センターやJAあおばの直売所、八尾地域の酒販店などで販売する。問い合わせは八尾営農経済センター、電話076(455)3277。

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