輪島市の食と漆器の魅力を発信するイベント「輪島あえの風冬まつり」(北國新聞社後援)は9日開幕し、市民や観光客らが各地で行われた輪島塗の販売会や「食談義」、大鍋の振る舞い、酒蔵めぐりを楽しんだ。
道の駅「輪島ふらっと訪夢」でのオープニングセレモニーに続き、隣接する市文化会館で「輪島塗ありがとう市」が始まった。12の漆器業者が輪島塗の食器や家具などを割安価格で販売し、ついたてなど290万円の豪華セットも注目された。1~3万円の輪島塗の福袋や、お値打ち品を購入できる抽選、入札コーナーにも人気が集まった。輪島朝市では感謝祭が催され、千食分の輪島ふぐの大鍋が振る舞われた。
冬まつりは17日まで。期間中、輪島塗ありがとう市や輪島ふぐごっつお祭、輪島酒蔵めぐりが催される。16日には食談義、16、17日には能登の食材を一度に味わえる「にぎわい大市」が開かれる。