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福井新聞(2019年5月10日)
福井県は5月9日、ゴールデンウイーク(GW)期間中(4月27日~5月6日)の県内主要観光地7カ所の入り込み数をまとめた。天皇の代替わりに伴い初の10連休となったことから、1日当たりの客数は5カ所で前年(2018年4月28日~5月6日)を大きく上回った。7カ所の期間合計は約97万6100人だった。
1日当たりの客数が最も多かったのは坂井市の東尋坊で、約3万1600人(前年比32・8%増)。福井市の一乗谷朝倉氏遺跡は約1万7500人(同68・3%増)、勝山市の県立恐竜博物館が約1万2400人(同57・0%増)、曹洞宗大本山永平寺が約5500人(同57・1%増)が大幅増となった。
唯一減ったのは鯖江市の西山公園。1日当たり2万6700人が訪れたが、前年比22・2%減となった。例年に比べ、ツツジの開花が遅れたことが要因とみられる。
期間合計では、東尋坊が最も多く約31万5900人。次いで、西山公園が約26万7千人、一乗谷朝倉氏遺跡が約17万4800人などとなっている。
東尋坊、一乗谷朝倉氏遺跡、県立恐竜博物館などが大きく伸びたことについて、県観光振興課は「人気番組『ブラタモリ』で紹介された影響が大きいのでは」と分析。「前年よりGW期間が1日長く、後半は好天にも恵まれた。今後の観光消費への期待が高まる」としている。