若狭路女将の会わかさ会は6月17日、福井県あわら市のあわら温泉女将の会を招き、特産の福井梅の収穫を若狭町成出の梅園で行った。
4年後の北陸新幹線敦賀開業を前に、協力して誘客に取り組む活動の一環。5日にあわら市で酒米の田植えを合同で行っており、今回が第2弾。
わかさ会の7人と、あわら温泉女将の会の6人が参加し、大下多喜子さん(73)の梅園で紅映(べにさし)約50キロをもぎ取った。収穫した青梅は、わかさ会などが3年前に開発したオリジナル梅酒「紅姫」の原料にするという。
収穫後には、地元で伝わる梅しょうゆ造りにも挑戦。両会のメンバーが会話を弾ませながら交流を深めた。
あわら温泉女将の会の山口由紀会長は「まず自分が知らなくては、しっかりとPRもできない。福井梅を知るよい機会となった」とほほ笑んだ。わかさ会の藤原秀美会長は「今後も連携して福井の良さをアピールし、誘客につなげていきたい」と話していた。