愛本姫社に向かう婚礼行列=黒部市宇奈月町下立

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大蛇に嫁入り 華やか 宇奈月で愛本姫社まつり

北日本新聞(2019年6月22日)

 黒部市宇奈月町下立の愛本姫社まつり「大蛇お光行列」が21日行われ、黒部川の大蛇に嫁いだ茶屋の娘、お光の伝説を再現した婚礼行列が地区を練り歩いた。

 大蛇の化身の若侍と、大蛇の模型やのぼりを掲げた一行が愛本橋下の黒部川神社の鳥居前を出発。途中で花嫁衣装姿のお光らが加わり、約70人の華やかな行列となった。

 愛本姫社に着くと婚礼の儀式が行われ、三三九度の杯を交わして、お光が出産で実家に戻ったときに作り方を伝えたとされる愛本ちまきを両親に手渡した。お光役は魚津高校1年の池田青空(そら)さん(16)、若侍役は下立青年団長の松本拓志さん(28)が務めた。伝説の継承と地域活性化を目的に、同行列保存会(魚谷進会長)が毎年6月21日に行い32回目。開会式では此川宣彦下立自治振興会長と中義文市教育長、長谷川晴夫下立財産区議長が祝辞を述べ、魚谷会長があいさつした。宇奈月小学校の女子児童が愛本ちまき踊りを披露した。

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