国内外のミュージシャンを迎え、福井のプレーヤーとジャムセッションする勝山ジャズフェスティバルが、8月13日午前11時から福井県勝山市本町2丁目の花月楼と延勝寺を会場に繰り広げられる。ラテンジャズやクラシック奏者によるジャズナンバーの演奏もあり、バラエティー豊かなプログラムとなっている。
同市をはじめ、県内のジャズ愛好家らでつくる実行委員会が初めて企画。花月楼は午後9時まで、延勝寺は同6時まで演奏がある。
ゲストはNYで活躍し、初来日となる女性ボーカリスト、オリビア・フォスキさんをはじめ、トロンボーンの冨岡毅志さん、ピアノの仲田美穂さんら6人と武田幸夫カルテット。福井関係では、勝山市出身で東京芸大チェロ専攻の雲竜笙子さん、ボーカリスト江川ユミコさん、ピアニスト佐澤尚友さんらが登場する。
勝山高書道部の生徒が揮毫(きごう)した横断幕が会場を飾り、お抹茶席や縁日コーナーが設けられるなど市民手作りのフェス。実行委の斎藤千栄美さんは「普段着の生演奏を幅広い世代の人に楽しんでほしい」と話している。ジャムセッションは飛び入り可能で、ワークショップ(有料)もある。
入場無料。弁天河原とまちなか駐車場の利用を呼び掛けている。問い合わせは旬菜食祭かつやま花月楼=電話0779(87)1355。