小松市の粟津温泉街で16日、色鮮やかな七夕飾りがお目見えし、入浴客らを楽しませた。旧暦の七夕(今年は8月7日)と22~24日に地元で行われる「おっしょべ祭り」に合わせて温泉街を活気づけるため、総湯や温泉旅館、商店など約500カ所にくす玉や吹き流しが飾られた。
七夕飾りは地元の女性有志7人が昨年、粟津温泉開湯1300年を記念して実行委員会を設立し、スタートさせた。今年はさらなるにぎわい創出に向け、温泉街だけでなく、市内全域から協賛を募った。8月末まで楽しめる。
西出葉子実行委員長(68)は「多くの人に支えられ、今年も飾り付けができた。温泉街を活気づけるため、来年以降も継続できたらいい」と話した。