福井県あわら市金津創作の森で開かれている「蜷川実花 蜷川宏子 二人展-写真とキルトが生み出す極彩色の世界-」(福井新聞社共催)の来館者が8月18日、1万人を達成し、記念セレモニーが開かれた。
1万人目となったのは新潟県から訪れた家族。金津創作の森財団の大代紀夫理事長から、蜷川実花さんが手掛けた写真を収めたポストカードや扇子など記念品が贈られた。家族は、北陸への家族旅行中で、ガイドブックで同創作の森を知り訪れたといい「夏休みの良い思い出になった。カラフルな作品ばかりで感動した」と話していた。
企画展では写真家の実花さんによる花々をモチーフにした生命力あふれる写真と、母でキルト作家の宏子さんの自由な発想が生み出す独創的なキルト作品計約200点を展示している。
9月29日まで(月曜休館で、祝日の場合は翌平日に休館)。観覧料は一般800円、高校・大学生、65歳以上、障害者は半額、中学生以下と障害者の介護者1人は無料。問い合わせは金津創作の森=電話0776(73)7800。