世界各国の料理を味わう家族連れ

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世界の料理「おいしい」 いなみ国際木彫刻キャンプ

北日本新聞(2019年8月26日)

 「南砺市いなみ国際木彫刻キャンプ」は25日、同市のいなみ木彫りの里創遊館周辺などで、世界の料理が楽しめるイベントや、今年再建された「踊り屋体」の披露など多彩な催しが繰り広げられた。

 「世界の食文化交流」では、公開制作に参加している招待作家の出身9カ国の料理を提供。市食生活改善推進員が調理し、米国の「コーンのマカロニチーズ」、ポルトガルのジャガイモスープ「カルド・ヴェルデ」、日本の赤飯などを用意した。来場者は「おいしい」と笑顔を見せ、各国の食文化を体感していた。

 創遊館前では、井波日本遺産推進協議会が地域のシンボルとして今年再建した「踊り屋体」が展示された。屋体の上で小中学生3人が優美な舞を披露し、訪れた人たちは写真を撮ったり、じっくりと見入ったりして楽しんでいた。同館では木彫り体験教室やお茶会なども行われ、大勢の家族連れらでにぎわった。

 キャンプは南砺市や県芸術文化協会、北日本新聞社などでつくる実行委員会が1991年から4年ごとに開き8回目。30日まで。

■井波彫刻協同組合100周年祝い餅まき

 井波彫刻協同組合(藤崎秀平理事長)は25日、組合創立100周年を記念し、南砺市のいなみ木彫りの里で、市内の獅子頭の写真を掲載したトレーディングカード付きの紅白の餅300セットをまいた。

 24、25の両日開かれた、木彫刻キャンプの関連イベント「井波彫刻まつり」の一環。藤崎理事長と井波日本遺産推進協議会の三谷直樹会長らが、創遊館前に展示された「踊り屋体」の上から紅白の餅とカードをまいた。

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