５月にＮＧＴ４８を卒業し、声優として新たなスタートを切った新潟県胎内市出身の長谷川玲奈さんが９月１日、同市の観光ＰＲ大使に就任した。同日、市産業文化会館で行われた委嘱式に出席した長谷川さんは「胎内の自然が大好き。もっと勉強して、発信力を高めていきたい」と目を輝かせた。

　観光ＰＲ大使は、市観光協会が県内外の観光客など交流人口を増やそうと委嘱し、期間は１年間。長谷川さんはフォロワーが多いツイッターやインスタグラムなどの会員制交流サイト（ＳＮＳ）を通して、市の観光や店舗などの情報を発信したり、イベントに参加したりする予定だ。

　委嘱式で長谷川さんは、委嘱状と名刺を受け取るとにっこり。「市民の皆さんに感謝の気持ちを伝えられるように頑張りたい」と抱負を語り、「ＮＧＴを卒業しても、地元や新潟に関わることができて本当に幸せです」と喜んだ。

　同席した観光協会顧問の井畑明彦市長は「帰ってきたときに、胎内の自然と人の温かさで元気になってもらい、さらにいい活動をしてほしい」と期待した。

　長谷川さんは１５日午後１時から、同会館で開かれる胎内検定でトークショーを行う。