7月にフルサットで開かれた日本酒の有料試飲会。佐渡市の尾畑酒造が参加し、好評だった(北信越地域資源研究所提供)

7月にフルサットで開かれた日本酒の有料試飲会。佐渡市の尾畑酒造が参加し、好評だった(北信越地域資源研究所提供)

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上越妙高駅西口「フルサット」駅前で試飲 新潟県の酒PR

新潟日報(2019年9月4日)

 新潟県上越市の上越妙高駅西口にあるコンテナ店舗群「フルサット」が地酒のPRに力を入れている。今春から酒の販売を始めたほか、県内蔵元を招いた有料試飲会を恒例化。乗降客の多くを占めるビジネス客や日本酒ファンに売り込みを図る。

 フルサットには以前から、日本酒を土産に欲しいという要望が根強かった。そうした声に応える形で5月の連休、フルサット商店で酒の販売を開始。1杯200円から試飲もでき、毎日夕方、スーツ姿でおちょこを傾ける客の姿が見られるようになった。

 6月から毎月最終土曜に定期開催している蔵元を招いた有料試飲会も好評だ。9月は定期開催以外にも、14、15日(午後3時~8時)に上越市の酒店「酒のおおやま」、22日(同)には長岡市の老舗酒造会社元社長の松本英資さんを招いた有料試飲会を企画。10月12、13日には翌週の「越後・謙信SAKEまつり」に先駆け、地元酒蔵を集めたイベントを計画している。

 フルサットを運営する北信越地域資源研究所は、有料試飲会を開く県内の蔵元を随時募集中だ。平原匡社長は「酒を発信することは地域の文化を発信することに等しい。フルサットを県内や新幹線沿線沿いの酒が集まる場所にしたい」と将来像を描いている。

 問い合わせは同研究所、025(520)8777。

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