七尾高創立120周年記念モニュメントの披露式が9日、同高で行われ、生徒や教職員、同窓生ら約800人が新たなシンボルの完成を祝うとともに、母校の伝統を未来へつなぐことを誓った。
モニュメントは同高同窓会が制作した木製の鐘楼で、名称は「未来(あした)への鐘(ひびき)」。屋根と床に伝統工芸「田鶴浜建具」の組子細工をあしらい、卒業式など、さまざまな行事で生徒が鐘を鳴らせるよう可動式となっている。
式では、三浦光雄創立120周年記念事業実行委員長、津田文雄同窓会長が「いろいろな場面で鐘を鳴らし思い出を残してほしい」とあいさつ、同窓会の佐原吉博、大林重治の両顧問が祝辞、山口和人校長と伊藤隆行PTA会長が謝辞を述べた。生徒代表が早速鐘を鳴らし、宮西ひかり生徒会副会長が「新たな伝統として大切に受け継ぎたい」と感謝の言葉を述べた。