ひゃくまん穀を刈り取る農家=加賀市箱宮町

ひゃくまん穀を刈り取る農家=加賀市箱宮町

石川県 特産

石川県産米「ひゃくまん穀」収穫 加賀地区でスタート

北國新聞(2019年9月11日)

 石川県産米「ひゃくまん穀」の収穫が加賀地区で始まった。10日、加賀市箱宮町の辻要(つじかなめ)さん(62)の水田では、豊かに実った稲穂の刈り取り作業が進められた。28日から県内のスーパーやJAの直売所などに並ぶ。
 辻さんは今年から「ひゃくまん穀」の生産に取り組み、1・3ヘクタールで栽培しており、「8月中旬の雨が心配だったが、収穫量は上々だ」と頬を緩めた。
 県やJA全農県本部、生産者らでつくる普及推進委員会によると、ひゃくまん穀は粒が大きく冷めても食味が落ちないのが特長で、今年は591人の生産者が1070ヘクタールに作付けした。出荷量は前年の1・8倍となる5700トンを見込む。
 収穫時期は例年並で、生育や収量は良好だという。担当者は「収穫量を増やして県内外にひゃくまん穀のファンを増やしていきたい」と話した。

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