■高さ2.5メートル八村選手再現
高岡市中田地区で22、23の両日に開かれる第36回中田かかし祭(北日本新聞社共催)を前に、かかしコンクールの審査会が21日、会場の中田コミュニティセンター周辺で行われ、グランプリに下麻生伸町三区自治会(道谷悦一会長)の「富山の巨星 八村塁」が輝いた。
団体事業所PR、団体一般、個人、素朴なかかし、子どもの計5部門に91点の応募があった。全部門の中からグランプリ1点を選んだ。
下麻生伸町三区自治会は、米プロバスケットボールNBAの八村塁選手を模した高さ約2・5メートルの作品を制作。顔や体つきを忠実に再現することを目指し、顔は発泡スチロールを丁寧に削り、胸の厚みは木製の骨組みに緩衝材で肉付けするなどして表現した。道谷会長は「八村選手の大きさが伝わるよう細部までこだわった。グランプリを狙っていたので本当にうれしい」と笑顔で話した。
祭りでは話題の人物やキャラクターなどをテーマにしたかかし約200体が勢ぞろいする。よさこいやブラスバンド演奏などのステージもある。
▽団体事業所PR
(1)げんきデイ・にんきデイ(2)高岡市消防団南部女性分団(3)だいご中田館・グループホーム中田館、たかおか万葉福祉会かたかご苑
▽団体一般
(1)東保新自治会(2)宮町自治会(3)下麻生伸町四区自治会、上麻生自治会
▽個人
(1)井上登美子(2)桃井久美子(3)内河健二、伊藤栄子
▽素朴なかかし
(1)中田西町壮年部(2)滝自治会(3)山岸英紀(今泉新壮青年部)上麻生いきいきサロン有志
▽子ども
(1)中田小学校6年生(2)天洞一区(3)中田中学校(バドミントン部・剣道部合同チーム)井上果音・実咲