食欲の秋に料理が映える越前焼の器を展示する「美味(おい)しい器展」が、11月4日まで福井県越前町小曽原の越前陶芸村文化交流会館で開かれている。食卓を彩る茶わんやプレート、湯飲みなど約200種類の商品が並ぶ。
今回で10回目となる恒例企画。県内作家29人と1団体が出品した。サンマなどの秋魚が合いそうなプレートや日本酒のとっくり、スイーツ用の愛らしいデザインの小皿など多彩な越前焼の器が楽しめる。気に入った商品はその場で買うことができる。
また10月5、6日に越前陶芸村で開かれる越前秋季陶芸祭(福井新聞社後援)に合わせ、期間中は町内の園児が絵付けした茶わん55点を展示する。
午前9時~午後5時(最終入館同4時半)。入場無料。7、15、21、28日は休館日。