10月11日、福井県鯖江市うるしの里会館で始まった。来場者は買い物や出展者との会話を楽しみながら、商品に対する新たな価値観を感じ取っていた。14日まで。
丹南地域の伝統工芸などの工房を開放し、職人の技や作品に触れる体験型マーケット「RENEW(リニュー)」(10月12~14日)の特別企画で、昨年に続き2回目。今年は岩手、岡山、鹿児島県などから17団体が出展した。
福祉を起点に新たな文化を生み出す「ヘラルボニー」(岩手県)は、知的障害者のアート作品がデザインされたネクタイやハンカチを販売した。個性豊かな柄や配色の中に、おしゃれさを感じさせるのが特徴だ。
ほかにも各地のものづくり技術が生かされた雑貨や衣服などが並び、訪れた人は団体の活動に感心しながら品定めを楽しんでいた。
10月12日開幕するリニューは台風19号の接近を受け、一部日程を変更する。詳しくは公式ホームページなどで。