あでやかな着物姿で記念撮影する参加者=北國新聞赤羽ホール

あでやかな着物姿で記念撮影する参加者=北國新聞赤羽ホール

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金澤きもの小町 和装で雨の城下町楽しむ

北國新聞(2019年10月13日)

 金澤きもの小町(本社、石川県和装文化協会主催)は12日、金沢市の北國新聞赤羽ホール周辺で開かれ、あでやかな和装の参加者がバスで市内を巡り、雨の城下町の風情を楽しんだ。ミス加賀友禅オーディション(加賀染振興協会主催、本社特別協力)も開催され、第16代に川北町の学生宮地美帆さん(21)と志賀町の会社員井上瑠香さん(22)が選ばれた。
 県内外から437人が参加し、加賀友禅柄のラッピングが施された特別貸切バス「花嫁のれん 第二章」で兼六園周辺を見物した。茶道裏千家今日庵業(こんにちあんぎょう)躰(てい)の奈良宗久さん社中による茶席、記念撮影、加賀友禅や旅行券が当たる大抽選会なども催された。
 ミス加賀友禅オーディションには53人の応募者から1次、2次審査を通過した13人が最終審査に進み、壇上で自己PRや加賀友禅の魅力を語った。宮地さんと井上さんは11月から1年間、加賀友禅の親善大使として県内外のイベントに参加する。
 2人は加賀染振興協会の住田敏理事長から賞状とトロフィー、第15代からたすきを受け取り、宮地さんは「金沢、加賀友禅の素晴らしさを多くの人に伝えたい」、井上さんは「大勢の外国人が来日する東京五輪に向け、加賀友禅も盛り上げたい」とそれぞれ語った。
 きものファッションショーも行われ、加賀友禅などに身を包んだ北國フォトクイーンと第15代ミス加賀友禅の計7人が舞台上で優雅にポーズを決め、観衆を魅了した。

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