舞踊の祭典「モダンダンス・ガラ・イン利賀2019」が13日、南砺市の県利賀芸術公園の新利賀山房であり、県内外の15団体が多彩な表現方法で躍動感あふれるダンスを繰り広げた。
可西舞踊研究所(高岡)の可西晴香代表がプロデュースし、3年ぶり7回目の開催。県内からは同研究所のほか、フェアリーバレエシアター(富山)、谷井よう子舞踊研究所(同)、中川モダンバレエアカデミー(同)、ニシムラヤスコダンスファクトリー(入善)、和田朝子舞踊研究所(富山)が出演。県外から神奈川や北海道、大阪などの9団体が参加した。徳島の1団体は台風の影響で不参加となった。
可西舞踊研究所の「遣(や)らずの雨-その時、私は-」は、踊り手たちがしなやかな動きで、突然の雨に行く先を阻まれながらも、葛藤の末に前を向いていく心の動きを表現した。
公演後に富山市の高志会館で交流会が開かれ、プロデューサーの可西晴香県洋舞協会長があいさつし、須河弘美県生活環境文化部長と駒澤北日本新聞社長が祝辞を述べた。和田朝子県芸術文化協会参議の発声で乾杯した。
モダンダンス・ガラ・イン利賀は、とやま舞台芸術祭実行委員会主催、北日本新聞社など共催。