慶賀祭で上がり物の奉納を行う氏子

慶賀祭で上がり物の奉納を行う氏子

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改修祝い上がり物 射水の青井谷日吉社

北日本新聞(2019年10月14日)

 射水市青井谷(小杉)の青井谷日吉社は本殿改修工事を終え、13日に同社周辺で祝賀行事を行った。55年ぶりに上がり物の奉納があった。

 青井谷地区の氏神である同社は江戸期に建立され、山王社や八幡宮など四つの宮が合祀されたとされる。2022年に合祀200年を迎えることから、傷んできた本殿や正殿の大規模改修を6月から進めてきた。

 本殿と正殿の屋根を葺(ふ)き替えたほか、拝殿の床や壁面を張り替えた。風雨から建屋を守るアルミサッシや階段の手すりも新設した。総工費は約2800万円。

 この日は神事に続き慶賀祭が行われた。上がり物の奉納では、酒だるや米俵、野菜など五つの縁起物を担いだ氏子たちが青井谷公民館を出発。威勢のいい掛け声と祝い歌に合わせ、同宮境内まで運び入れた。

 約150年の伝統がある百足獅子「青井谷獅子舞」の奉納や餅まきもあり、集まった約250人の住民は、地域の安寧を願った。

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