小松市産の秋冬ダイコンの出荷が１５日始まり、初日は約１トンが同市の南加賀公設地方卸売市場に運ばれた。１６日に県内の店頭に並ぶ。
　ＪＡ小松市秋冬大根部会によると、今季は５戸が計１・３ヘクタールで「夏の翼」「役者夏一」の主力２品種を栽培する。８月以降の長雨で根の傷みが心配されたが、順調に生育したという。１２月初旬までに約５０トンの出荷を見込む。田上信一部会長（６３）は「煮崩れしにくく、甘みもあるのでおでんやサラダなどで味わってもらいたい」と話した。