気比神宮を取材するジャハオさん(左)とオラワンさん=10月20日、福井県敦賀市の気比神宮

気比神宮を取材するジャハオさん(左)とオラワンさん=10月20日、福井県敦賀市の気比神宮

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タイの記者ら福井県内を視察 母国で紹介へ

福井新聞(2019年10月23日)

 東南アジア圏の観光誘客を図ろうと、タイとシンガポールの旅行関連の雑誌記者ら2人を招いた視察ツアーが10月20、21の両日、福井県内観光地で行われた。初日は敦賀市の気比神宮や美浜町のレインボーライン山頂公園などを訪れた。

 北陸信越運輸局や福井県など北陸新幹線沿線自治体、JRなどによる「グランドサークルプロジェクト」の一環。北陸新幹線を生かした訪日外国人向けの新しいゴールデンルート形成を目指している。

 今回訪れたのはタイの旅行雑誌の女性記者オラワン・プロンファさんと、シンガポールの旅行サイトの男性記者ネオ・ジャハオさんの2人。鉄道とレンタカーを使った周遊観光をテーマに取材した。

 気比神宮で大鳥居や本殿などを視察。熱心に写真を撮ったり、通訳から説明を聞いたりしていた。2人は「とても大きな神社。祭られている神さまについて母国で紹介したい」「とても静かな雰囲気が魅力」などと感想を語った。

 2人は21日は福井市の養浩館庭園などを訪問。28日までの間に石川、富山、埼玉各県を巡る。来年1月ごろまでに現地で記事を発信する予定。

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