第30回県高校総合文化祭の作品展(福井新聞社後援)が11月1日、福井県福井市の県立美術館で始まった。美術・工芸、書道、写真、特別支援学校の4部門で、40校の生徒が若々しいセンスで表現した力作計1099点が並ぶ。4日まで。
美術・工芸部門は、油彩画やデザイン画、立体造形など392点を展示。カラフルでエネルギッシュな作品が目を引く。書道部門には、元号「令和」の典拠となった万葉集の一節を抜粋した書や、般若心経を題材に一画ずつ丁寧に書き上げた作品など210点が出品された。写真部門では、恋心を表現するなど青春の1こまを切り取った80点が並ぶ。
特別支援学校部門では、オクラやナスをスタンプとして使ったカラフルな絵、陶器のコーヒーカップなどバラエティーに富んだ417点が展示されている。