本番に向けて練習する雄山中、雄山高の両吹奏楽部、町吹奏楽団のメンバーら

本番に向けて練習する雄山中、雄山高の両吹奏楽部、町吹奏楽団のメンバーら

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一流奏者と夢の共演 17日、立山で演奏会

北日本新聞(2019年11月7日)

 立山町音楽協会(宝田篤志会長)は、17日に町民会館で開く雲井雅人サックス四重奏団の演奏会で、同団と雄山中学校と雄山高校の両吹奏楽部、町吹奏楽団などとの共演を企画している。本番に向け、地元の出演者が練習に励んでおり、同協会は「音楽で地域を盛り上げるため、若い世代に刺激を与えたい」と期待している。

 四重奏団はサックス演奏の国内第一人者、雲井雅人さん(富山市大沢野地域出身)が率いる。

 コンサートは2部構成で、1部は地元演奏家とのジョイントコンサート。雄山中、雄山高の両吹奏楽部、町吹奏楽団などの計60人の伴奏で、四重奏団が越中おわら節やこきりこ節、麦屋節で構成する組曲などを演奏する。

 立山町利田でサックス教室を主宰する加藤由貴さんの生徒11人が四重奏団と「花は咲く」などを演奏する。

 10月下旬に雄山中で開かれた合同練習に参加した同中吹奏楽部の小野芙羽部長(2年)は「プロの奏者と一緒に演奏する貴重な経験になる。力を出し切りたい」と話した。

 演奏会は午後2時開演。入場料は一般千円、高校生以下800円(当日券はいずれも500円高)。16日には同会館と町元気交流ステーションで雲井さんらによるサックスの講習会がある。北日本新聞社後援。

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