開発した商品を手にする生徒たち

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富山商高生が商品開発 「TOMI SHOP」で販売

北日本新聞(2019年11月14日)

 富山商業高校の生徒が13日、富山市庄高田の同校で開く模擬株式会社「TOMI SHOP」に向けて開発したかりんとう、シャープペンシル、蜂蜜の3種類の商品を発表した。16、17の両日、「TOMI SHOP」で販売する。

 かりんとうは、食料品卸のカナカン(金沢市)が企画する「高校生発地場商品開発プロジェクト」とタッグを組んで開発。会計科の3年生14人が富山のブラックラーメンをイメージして考案し、砂糖の甘さの中にしょうゆの風味を加えた。商品名は「富醤(とみしょう)とまらんとう」で、1袋200円。

 「TOMI SHOP」で店長を務める後藤みずきさんは「子どもからお年寄りまで多くの人に食べてほしい」と話した。商品は現在、県内の一部スーパーでも販売している。

 シャープペンシルは、文具専門店「office Vox」五福店の協力を得て、2年5組の生徒全員で種類やデザインを決めた。白色の本体に、紫紺色で「Tomisho」と刻字してあり、1本450円で販売する。

 蜂蜜は、同校が5年前から取り組む校舎屋上での養蜂で採取した。流通経済科の3年生29人が飼育や採取に取り組み、ことしは30キロを収穫。1瓶50グラム入りで300円で販売する。

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